旧東海道を歩いてみた(7) 道中編2 食事事情

原則として7時前後から歩きはじめ、15時~16時頃にその日の目的地に着くような感じで歩きました。朝食は、

  • 家から出発する場合は、家で食べてから出かける
  • ホテルで無料朝食がある場合は、それを食べる
  • ホテルに無料朝食がない場合は、前日にコンビニで朝食を買っておいて、それを食べる

のいずれかです。たとえば東横インに泊まった場合は無料朝食が付いていますので、それを食べてから出かける感じですね。ただ、東横インの朝食は6時半開始なので、それを食べてから出かけるとなると、どんなに急いでもホテル出が7時ころになってしまうのが難点でした。朝食をパスすればもっと早く出ることができますが……朝食を食べなくても宿泊料金が変わらないので、なんか損したような気もしなくもないですし。明るくなったらできるだけ早く出発する、というのは江戸時代の旅人でも同様だったようで、暗くなる前に目的地まで着きたい、という想いは昔も今も変わらないのかも知れません。

さて、iPhoneのヘルスケアアプリを見ると「アクティブエネルギー」という項目があり、その日に消費した(基礎代謝を除いた)エネルギーが表示されるようです。私の場合、普段の生活ではこのアクティブエネルギーが毎日200Kcal強程度です。今回の歩き旅において、このアクティブエネルギーの実績値は毎日1000Kcal~1800Kcalでした。つまり、普段の生活より800Kcal~1600Kcal程度余計にエネルギーを使ったことになります(iPhoneのこのアクティブエネルギーの値がどの程度正確なのかはわかりませんが)。すると歩き旅の最中は、このくらいのエネルギーを余計に摂取する必要があるという計算になります(それで合ってますよね?)。朝食はそれほど多く食べられないのですが、それでも普段よりは多めにして、またコーヒーに砂糖を入れたりしていました。

次の食事(昼食その1?)は原則として9時~10時頃をめどにとりました。昼食としてはかなり早めですね。ただこの時間帯に食事ができるところとなると、

  • (モーニングのやっている)カフェ等
  • ハンバーガー店
  • 牛丼店
  • (朝から営業している)ファミレス

あたりに限られてしまいます。これでも都会ならそれなりに選択肢はあるのですが、郊外に行くとなかなか店が見つからなかったりします。それでも国道=旧東海道となっているところを歩いているときには、ロードサイドにこのような店が見つかることも多いですが、国道などの主要道から外れてしまうと、そのような店がまったくないこともあります。また「街道歩きでは地元の名物を……」とも思うのですが、この時間帯に食べようとすると、そもそもそういう店はほぼ開いていないです。江戸時代には、旅人のために街道沿いに「茶屋」と呼ばれる休憩スポット(エネルギー補給可)がたくさんあって、さらに早朝に出立する旅人のために早い時間から営業していたようなのですが、今はもちろんそんなものは皆無に近いです。そんな中、私が唯一立ち寄った茶屋が、箱根の甘酒茶屋です。
www.amasake-chaya.jp
ここは朝7時から営業していて朝10時前くらいに立ち寄ることができてたいへん助かりました。甘酒と力餅でエネルギー補給もできましたし。なお、この甘酒茶屋に徒歩で訪れると「道中安全」御札をいただけるようです。

この御札は三条大橋まで持ち歩いた

10時頃までに食べることができる適当な店がないことが予測できる場合は、おにぎり等をコンビニで調達しておく必要があります。なお、コンビニなどどこにでもありそうなものなのですが、そうでもない区間も存在します。たとえば、金谷宿~日坂宿(小夜の中山越え)の区間などです。金山宿付近から日坂宿の先まで本当にコンビニはありません。さらに金谷宿付近には何件か飲食店があるのですが、私が歩いた木曜日はそのいずれもが定休日のようでした。こういう場合は朝ホテルを出たときにコンビニで昼食を買っておきました。他にも白須賀宿の前後とか、鈴鹿峠とか、何もないところがいくつかあります。

10時ころまでに昼食その1を済ませたわけですが、そのあと14時頃をめどに昼食その2をとる感じにしていました。ここでも適当な店がない場合は事前に準備する必要があります。また、それ以外にも歩きながらでも食べられるようなチョコレートとかカロリーメイトとかそんなものをポケットに入れておき、1~2時間おきくらいに燃料補給していました。いちどそれを怠ってしまったことがあり、ふらふらになって動けなくなりそうだったので、それ以降は注意しました。

夕食については目的地に着いてからになるのですが、疲れてホテルにチェックインしたあとに夕食をとるために再度出かけるのも億劫だったこと、また昼食その2が半分夕食みたいな感じでがっつり食べていたこともあり、コンビニで何か買ってきて軽く食べるだけの日が多かったですね。結局、地元の名物にはあまり縁がない旅でした。