Apple Wireless Keyboard

3月から書き始めた原稿は6月末に脱稿しました。本はたぶん秋ぐらいには出るでしょう。いま、年明けに出る予定の本の原稿を書き始めたところです。

いままで出た本は、パナソニックのLet's note Rシリーズ(実際にはCF-R1とCF-R4というモデル)で原稿のほとんどを書きました。これはいわゆるB5サイズのモバイルノートPCで、キーボードはかなり小さく「タッチタイプがまあなんとかできるかな」というサイズです。そこで、これを家で使う場合にはUSB接続のキーボード(HHK Lite2)をつないで使っていました。そのHHK Lite2もいいかげんガタがきていて、代わりになるキーボードを探していたのですが、この3月に、物は試しとApple Wireless Keyboardというのを買ってみました。
このキーボード、Bluetoothでワイヤレスで接続できる……とは言ってもLet's noteにはBluetoothインターフェースが付いていないので、USBに接続するドングルが必要、薄型で軽い、というところが魅力です。デザインもシンプルでいいですしね。ただ、ストロークが短くて打ちづらいのではないか、というのが不安だったのですが、まあ1万円をドブに捨てるつもりで買ってみたわけです。

このキーボード、もちろんMac用で、そのままではWindowsで使用することができません。しかし、このキーボードをWindowsで使えるようにするためのApple Wireless Keyboard Helper for Windowsというソフトがあります。これを使えば、Windowsでも不満なく使うことができます。

マウスもBluetoothのにしまして、そのほかにもBluetooth接続の機器が何台かありまして、いま家ではBluetoothがブーム(?)になっております。使ってみるとBluetoothもいいですね。USBと違って無線でケーブルが邪魔になりませんし、それよりなにより、有線と違って複数の機器を同時に接続できるところがすばらしいです。Let's noteもBluetoothインターフェースを標準で付けてくれてたらよかったのになあ、と思いました。

そんなわけで、3月から書き始めた原稿から、このApple Wireless Keyboardで原稿を書いております。最初は慣れませんでしたが、いまは特に問題ないスピードで入力できるようになりました……とは言っても、私の入力スピードですから、たかが知れていますが。何より便利なのが、小さくて軽くて、しかも無線ですから、ちょっとテーブルに資料を広げたい、というときでもキーボードを、さっと脇に立てかけたりして邪魔にならないようにすることが可能なところです。何せ、狭いテーブルで執筆しているものですから……しかも食卓兼用の。