経県値更新:172点

以前書いた経県値ですけど、あれから(2007年6月)結構あちこちに行ったおかげで11点増えて172点になりました。とは言っても、いいことばかりではなくて「不幸」の結果としての訪問というのもありましたが。

さて先日は、もうすぐ無くなるであろう、東京〜九州間の寝台特急の乗りおさめ(になると思う)で、大分から「富士」という特急に乗ってきました。そのついでで大分県を初めて「訪問」してきました。別府で温泉にも行ったし。この際だからとA寝台の個室にしたので3万以上かかり、大分発16:43で東京着9:58。飛行機なら、大分空港を18:25に出れば羽田に19:55、大分空港を翌朝8:00に出れば羽田に9:30。運賃は普通運賃なら35,600円……でも割引運賃は豊富にあるし。これでは寝台列車にほとんど存在意味がありません。東京〜九州間の寝台特急がこの「富士」と「はやぶさ」しか無くなってしまったのも無理はないことでしょう。それも風前の灯ですし。

で、その寝台特急「富士」。車両はボロボロ、銘板を見たら1976年製。ってことは30年以上も前の車両? しかもほとんどリフォームした様子も無いし。これで、この値段でA寝台とは……確か15年くらい前に乗った同じ九州夜行のA個室はもっとマシな設備だったような気がするし、たしかあのときにはタダでシャワー室が使えたはず。今回の「富士」にはシャワー室すら無し……いや、別府で温泉に入ってきたら私はいいんですけどね。もう、「とっとと廃止したい」というJR側(って、この車両はどこの持ち物なんだろ? JR九州?)の意図をあからさまに感じました。

昔は夜行列車であちこち行った私としてはさびしいものを感じますが、時間的にも価格的にも競争力を失っていますから、仕方ないですね。